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「相席食堂」を一気に見て気付いたこと

東京でも大阪でもない地方に住んでいる身としては一番残念なのがリアルタイムで多くの人が見ているであろう「関東ローカル」や「関西ローカル」の番組を見られないということがあるのですが、たまたまレギュラー化前の漫才コンビ千鳥の初の冠番組という「相席食堂」のスペシャル版(朝日放送テレビ)を見たことでこのブログに書いたものの、本放送の放送がなくがっかりしていたところ、まさかの「アマゾンプライムビデオ」での一気の配信が行なわれたことで、レギュラー化なった番組を一気に見てしまいました。

アマゾンプライムビデオのことをご存じない方のために少々説明すると、何も設定をしないで続き物の番組の再生を始めると、番組終了とともに次回の番組の配信準備が始まり、そのままにしているとすぐに次の回が始まってしまうような事が起こるのです。今回はそんな感じで、あえて止める気もしなかったので一気に2018年4月8日放送の第一回目から同年6月10日放送の第10回目までを一気に見ました。

そこで気付いたことは、番組の方式は「笑神様は突然に」と同じ、VTRを見ながら気になった所でストップしてトークするというスタイルではあるのですが、そこは関西ローカルらしく、ゲストは出演せずにサインだけセットに残して帰るという体で、主に千鳥の2人がVTRに出演している反論してこないゲストに思いっ切りツッコミを入れることで、スタジオの圧倒的な優位性が際立つものになります。

ただそこは闇雲にゲストをディスってばかりでは全く面白くなくなってしまいますので、色々な意味でツッコミどころ満載の厳選されたゲストをどのように一方通行の中で面白く見せるように千鳥のお二人がいじっていくかというのが番組の見所となっていきます。あくまで個人的な意見ですが、それなりにロケをこなしてこだわりもありそうな千原せいじさんや間寛平さん、横澤夏子さんも面白いですが、こうした旅に全く慣れていないかたせ梨乃さんや武井壮さん、そして出てきただけで千鳥のお二人から突っ込まれたコロコロチキンペッパーズのナダルさんのようなゲスト傾向の方が千鳥のお二人のVTRを見る目が輝いているようで(^^;)、これがこの番組の人気の秘密なのではないかという気もします。

テレビというものは不思議なもので、出演してそれらしく喋りができていれば、どんな番組でもできそうな感じもするのですが、全くのノープランで人と接して「相席」することが必須ということになると、作られたネタやシナリオを覚え込んで披露することには長けていても、人見知りだったり性格が極端に悪いとかで素人とからむと不自然な面が出てしまったりするところがまず面白いわけです。さらに、その面白さがすぐには伝わらなくても、詳しく千鳥のお二人が解説し、どうした方がさらに面白VTRになるのかまで話してくれるわけですから面白いだけでなく同じような地方の旅番組を作っている人にとっても有益な情報だったりするのです。

個人的にはそれが、業界内視聴率が高いという理由になるのかも知れませんが、まだプライムビデオで見られるのは第10回までという事なので、今後の配信によってさらにツッコミどころ満載なゲストも旅をしているようですし、次回の配信を期待して待ちたいところです。


ネット配信が当り前になればスポーツの楽しみ方も変わるか

テレビとネット配信というのは、それぞれ違った特性を持っています。今回紹介するDAZNは日本でサッカーJリーグの試合を全試合中継するということで加入したのですが、MLBメジャーリーグの試合や、日本のプロ野球、サッカーの欧州チャンピオンズリーグの放送権も入手して見られるコンテンツが増えてきたところ、今回紹介するボクシングの世界タイトルマッチの中でも日本中が注目する存在の村田諒太選手の防衛戦を生中継するということで話題になりました。

それまでボクシングは地上波のテレビでも高視聴率が取れる素材であったように思いますが、今回の試合は自由にテレビ局が試合の時間を決められる国内での開催ではなく、メインイベント前にも多くの注目すべき試合が多くあるアメリカ・ラスベガスでの試合になります。一応DAZNでは午前11時からの試合予定になっていたのですが、その日の試合は白熱し、時間的にはかなり押して試合スタートは約1時間半遅れることになりました。

実際のところ、テレビでの中継が実現していた場合多くの人に注目されているがゆえに、時間がずれただけでも多くの不満が出てくる可能性があります。しかし、ラスベガスの会場では淡々とマッチメイクされた試合が進行していくだけで、今回のような事はごく普通のことです。また、テレビにはスポンサーが付くのですが、日曜であるとは言え午前中に行なわれる試合にどこまでスポンサーが付くのかわかりませんし、かといって生中継でなく録画放送にしたら非難が上がるでしょう。

ボクシングは12回戦とかであっても先日の井上尚弥選手の試合のように相手を秒殺で倒してしまうような事が起きるとそこで試合は終わってしまうため、そうなったらそうなったでテレビとしては間が持たなくなります。時間の縛りがあるテレビで生中継のスポーツを中継することについて、テレビがどれだけ工夫しているのかということが個人的には気がかりです。

テレビがデジタル放送になったことで、メインチャンネルの他にサブチャンネルが使えるようになりました。日本のプロ野球と違って永遠に延長が続くメジャーリーグの中継をNHKBS1が行なえているのは、高校野球が総合テレビと教育テレビのリレー中継を行なうかのごとく、メインチャンネルとサブチャンネルでリレーして中継することができているからだと思います。これは、日本のテレビ局が口を出すことができない海外でのスポーツであるため、試合終了までサブチャンネルを使ってでも中継するように日本のテレビ側が現地の内容に合わせた形で中継を行なっているわけです。

今回のボクシングも、メインイベントだけを見られればいい村田選手のファンのためだけの中継ではなく、現地ではメインイベントの前でも各選手は自分の未来を賭けた試合を行なっていますので、DAZNが設定した試合予定の時刻にそのまま始まるわけではありません。当日は早くからネット配信を続けていましたので、その様子を通しで見ることで改めてアメリカのボクシングの層の厚さを思い知った上で村田選手の世界タイトルマッチを見ることができました。
試合結果は残念ながら判定での王座陥落となり、直後のスタジオはお通夜みたいに沈んでいましたが、やはり世界の頂点に立つ前の段階でこれほど強い選手がいるのかという風に思えることで改めてボクシングの魅力に引き込まれた方も少なくないと思います。Jリーグの試合を見るためにDAZNに加入していた人が、新たにボクシングの試合も見たいと思ってくれれば、DAZNの目論みは成功したと言えるのではないでしょうか。

今回改めて思ったのは、テレビとは相性の良くないスポーツについてはもっとネット配信による中継が増えた方が多くの人がスポーツに触れ合うことができる可能性が出てくるということがあるということです。世界選手権やオリンピックではテレビ放送があっても、そこまでの大きな試合でないものについて、逐一テレビで追い掛けるというのはよほどのスポンサーを集めないと不可能でしょうから、常に現地からの生中継をスポンサーとは関係なく行なえるネット配信によるスポーツ中継に期待が高まるということになります。

時代の流れとして、今回のように注目のスポーツイベントがテレビで中継されずネット配信だけで見られるということが普通になっていく可能性はあります。それと同時に考えられるのが、テレビに様々なネット配信のサービスに対応する機能が付くということです。そうなると、家庭でもテレビのリモコンを押すだけで、インターネットとつながったテレビからスポーツを見るようになるのが普通になってくるかも知れません。

(番組データ)

WBA世界ミドル級タイトルマッチ:村田諒太 VS ロブ・ブラント
2018年10月21日 11:00(予定)
【実況】鈴木健
【解説】山中慎介
【スタジオゲスト】香川照之 西岡利晃


台風情報の配信局がその進路とともに変わる意義

個人的には地震の場合、NHKよりもYouTubeから「ウェザーニュース」のライブ配信を選ぶと、ある意味NHKよりも細かな情報が出てくることもあり、台風の場合もウェザーニュースを見る機会が増えましたが、2019年9月から10月にかけて日本列島を縦断した台風24号の時にAbemaTVを見ていて、台風の進路とともに台風情報の特番を配信しているテレビ局が「九州朝日放送」→「ABC朝日放送」という風に変わっていくことによって、現在の台風の通り道では何が起こっているかという事の把握がしやすくなっていました。

9月30日の夕方になって同じ朝日系のキー局であるテレビ朝日が放送する「サンデーステーション」の中ではやはりというか東京を中心とした構成になっているのとは対照的でした。もちろん、自分の住んでいる地域が今後どうなっていくかという情報については、地元の地上波で情報を取ることは大切なのですが、台風が通っていく地域が今どのような状況になっていて、何に注意して避難準備をするべきかということをしっかり報道してくれている印象を与えてくれました。

むろんAbemaTVも四六時中台風情報をニュースチャンネルで流していることはなく、通常番組に戻る時間もあるわけですが、その時には地上波のテレビやラジオを利用して地元の防災情報を入手するというのも手ですし、NHKと2画面でウォッチを続けるというのも一つの方法でしょう。

今回の台風24号の場合、YouTubeでのウェザーニュースはインターバルの時間に見ようとしても単にライブカメラや静止画の天気図だけの配信になったり、AbemaTVでも台風情報を出していない時間に見てしまったというようなところもありますが、こうしたネット配信系の動画サービスというのはテレビを付けながらスマホの画面で見たり、停電が起きてテレビ放送が見られない状況になったとしても携帯電話の基地局さえ動いていればネット配信の放送を見られるという利点があります。

AbemaTVのスマホ用アプリでは、「設定」画面から「通信節約モード」を選ぶと、放送を10時間連続して見てもデータ消費量を1GBに抑えることができます。避難準備をしながらAbemaTVを見る場合には、できれば充電しながらスマホで自宅Wi-Fiを使って見るようにし、停電が起きてからできるだけ長く情報を見られるようにすることも大切です。そしてモバイルバッテリーの充電も忘れないように行ないましょう。


ネットTVと地上波・BSをまたいだ生中継視聴は便利

先日、テレビ朝日の社員が受けたセクハラ被害についての記者会見の様子をテレビ朝日系列のAbemaTVが中継しなかったことについて書きましたが、急に起こった状況の変化を感じ取って生中継する力というものは、テレビを含めたメディアの中で一番あるなと思えるのがネットのAbemaTVであることは間違いのないところだろうと思います。

今回の塚本幼稚園元理事である国を騙して安い値段で土地を購入されたとされる籠池夫妻の保釈というのは本日ではなくその前にニュース速報で出たのですが、検察が保釈に反対をしたとかでそのニュース速報は結果的に「誤報」になってしまったのですが、その後、裁判所が正式に保釈を決定したということで、検察はまだ籠池夫妻を拘置所に留めておきたかった何かがあったと考えることもできます。そうなると、保釈されたその日に何を発言するかというのは、多くの人の関心事だったはずでしょう。

記者会見の開進が20;00からだということだったので、AbemaTVに切り替えたら案の上記者会見の生中継をしていたので見ているのですが、念のため地上波とBSは全て見てみましたが、唯一生のニュースを放送しているBSフジでも記者会見の様子は流さずに、9時以降のニュースで録画を放送するような形で対応するのだろうと思いました。

ただ、こうしたニュースソースはできるだけ生中継で見ることによってその場の雰囲気とか、質問をする記者がどんな風に何を聞いているのか(マスコミ報道の中にはひどい聞き方をした記者の質問をカットして印象操作をする可能性もあるので)もわかり、その様子を多くの人が共有することで色々な事を隠したい人も隠せなくなるという効用があるわけです。今回の記者会見自体は35分くらいで終了したので、BSフジでは予定を変更しても生で中継して欲しかったです。記者会見の内容的にはそこまで見どころはなかったのですが、ずっと拘置所内にいて多少やつれているのではと思われた籠池夫妻がすこぶる元気で、今後はまたいろんな騒動の種になっていくのではないかと思われるような会見だったように思います。この会見の様子はその後の夜のニュースでも放送されましたが、生で全部見たのとニュース用に切り貼りされたのとは明らかに違います。やはりこうした会見は生で見たいものだとしみじみ思いました。

こうした生中継への欲求というのは何も記者会見だけの話ではなく、昨日の朝日新聞に連載しているプロゴルファーの石川遼さんが、日本のゴルフトーナメントのライブについて書いていた内容が、まさに録画放送でなく生中継をという意見でした。

ゴルフに限らず、テレビでスポーツ中継をする場合、サッカーのように時間が決まっているものならばいいのですが、雨や雷による中断があって予定の放送時間では伝えきれない恐れがあるので試合が終了しているところから逆算して録画放送をするスポーツ中継というのは少なからずあります。それはそれで、雨で何も動きのない映像だけをずっと流しながらアナウンサーが喋っているのを見ているよりは、スポンサーに迷惑を掛けずに時間内で試合の結果まで全てが見られる録画放送の良さというものもあるのですが、生の臨場感が感じられず、さらに最近ではテレビ中継が終わるまで本来速報の機能を果たすはずのネットでの試合結果の情報まで制限するようなことも普通に行なわれているので、こうした事が起こらないためにも、テレビで中継するなら生放送にこだわって欲しいということで、選手会長である石川遼さんはテレビ局やスポンサーと話し合いをしたいということまで書いています。

まさに、そうした生中継への要求が、選手側から出てくるというのが素晴しい事だと思いますし、このような要求がある中でどのくらいのテレビ局がこうした声に応えられるのかということも考えてしまいます。

ちなみに、この記者会見の裏ではBS朝日で男子バトミントンのユーバー杯準決勝、日本対デンマークの試合の模様を生中継していましたし、地上波のフジテレビではボクシングの井上尚弥の三階級制覇のかかった世界戦を生中継していまして、決定的な瞬間を見逃さないようにするのに苦労したのですが(^^;)、籠池夫妻の後にバトミントンの桃田選手(シングルス第一試合で世界ランク1位にストレート勝ち)を見て、その後で井上選手の世界戦(1R KOで三階級制覇)を見るなんてことは、テレビの前にいなければできないことです。だからこそ、テレビであらゆる興味深い事が起こったら追い掛けてでも生で中継するということを追求して欲しいと思ってしまうのです。

そんな中で、今後も急に入った記者会見というようなニーズではAbemaTVの独壇場となりつつあるので、テレビでAbemeTVが見られない方は家のテレビでも見られるようにしておくだけで、生中継の醍醐味をスマホとは比べものにならない大きな画面で見られるようにしておくことをおすすめします。

(番組データ)

AbemaPrime速報/籠池夫妻被告が保釈&会見!10か月は長期勾留なのか?
5/25 (金) 20:00 ~ 20:35(約35分)
籠池泰典・籠池諄子 他(敬称略)

(番組内容)

10ヶ月ぶりに保釈され、その日の夜に行なわれた記者会見の様子を生中継する。


痒いところに手の届くスポーツ中継はネット配信の真骨頂

土曜日の午前中のテレビというのは、旅番組か情報番組が主で、この手の番組を好まない人にとってはテレビを消して出掛けるという方もいるかも知れませんが、それこそお出掛けしなくても自宅に居ながらにして決してメジャーではないスポーツ観戦ができるという状況もあります。

平昌オリンピックの女子カーリングで銅メダルを獲得したLS北見のメンバーは、現在も注目度がすごく、例年なら数えるほどしか観客がいないという「日本ミックスダブルスカーリング選手権」も前売券は完売で、当日券を求めて全国から青森まで前日入りして当日早朝から会場の前に並んでいる人もいるというほどです。民放各局のスポーツニュースも予選リーグ初日から報道があり、相当注目度が高いのですが、恐らくBSを含むテレビ局がカーリングをテレビ中継するにあたっては問題があります。

それは、各局とも決まったタイムテーブルがある中で、注目のLS北見のメンバーが複数のチームに分散しているため、彼女たちの試合の様子を放送するためにはスポンサーの了解を得て通常番組を中止あるいは繰り延べにしなくてはなりません。しかし、ネット上でチャンネルを多く持っていて、プログラムありきのスケジュールが組めるAbemaTVなら、問題なく予選リーグから中継をすることができます。

この大会は翌日の日曜日に決勝トーナメントと3位決定戦が行なわれるので、テレビで中継するなら日曜日だけという選択もあったかと思いますが、予選リーグから生中継ということだとカーリングを見たい視聴者も、見てもらいたいカーリング関係者にとっても好むべき状況になっていると言えるでしょう。

午前中の試合は、オリンピックに出場したチーム吉田・両角ペアと北海道の妹背牛協会との対戦でしたが、注目が吉田・両角ペアに集まる中、最終エンドに4点が入るミラクルショットを妹背牛協会の三浦好子選手が決め、オリンピック出場チームに勝利する瞬間を観戦することができました。実はミラクルショットの裏には、前のショットで吉田選手のミスショットもあったわけですが、ミックス競技に不慣れな点はあるにしても、日本のカーリングのレベルは決して低くはなく、注目される選手以外にも素晴らしい選手がいるということをこうした生中継を見ることによって確認することができます。

今回は現在盛り上がっているカーリングでしたが、このように世間が注目しているスポーツや、スター選手が出てくるところにはAbemaTVをはじめとするネット配信中継が当り前に行なわれるようになれば、従来のテレビのスポーツ中継というもののあり方も考え直さなければならなくなるかも知れません。今後ともAbemaTVにはフットワーク軽く世間の注目が集まっているスポーツイベントの生中継に力を入れていって欲しいと思います。

(番組データ)

第11回 全農 日本ミックスダブルスカーリング選手権大会 予選リーグ AbemaGOLDチャンネル
3月17日(土) 07:50 〜 16:00

(番組内容)

平成30年3月15日から青森・みちぎんドリームスタジアムにて開催される、第11回 全農 日本ミックスダブルスカーリング選手権大会。
AbemaTVでは、17日の予選リーグと18日の準決勝・決勝・3位決定戦の模様を生中継!


有料のネット配信番組と地上波との違いを考える(「戦闘車」一部ネタバレ有)

地上波のテレビコマーシャルで、有料のネット配信でしか見られないバラエティ番組のコマーシャルを行なうということが時代も変わったなと思うところなのですが、たまたま私自身が有料のAmazon Prime会員になっていたので、とにかく見てみようということで、4回目まで見ました。

「地上波では絶対に見られない」というのがキーワードになっていますが、地上波でのコマーシャルを見ただけだと特設コースで思い切り、過去の高級車をぶつけ合って勝敗を決めるくらいのことで、確かに地上波では「資産価値のある車を無駄に壊すな!」というように、こんなコンセプトのバラエティが地上波で放送されたら、クレームの電話が入りそうな感じの設定になっていることはわかりました。

それと同時に気になるのが出演者の体が大丈夫かということもあるのですが、この点だけについては実際の内容を見る前にテロップで、事前に安全についての想定を行なった上で、スタントマンの指導の元行なっているので、絶対に真似しないで下さいというような文章が流れていました。しかし、他にも地上波でできなそうな番組内での「演出」があり、そちらの方はあえてテロップを出さなくても有料のビデオオンデマンドでは大丈夫なのかとちょっと不思議に思いました。

具体的に書くとネタバレになってしまいますが、個人名を伏せることでこれから見る方に楽しみを残すために全ての内容を書きませんが、ネタバレはネタバレですので、ここからの内容を読む場合には気を付けて下さい(^^)。

まず、出演者の中に一人、物理的に地上波に出ること自体が問題である人がいます(^^;)。その人はコンビ芸人の片割れですが、もう一人の地上波出演に全く問題ない相方はビデオメッセージでの出演をしています。今後、不祥事の種類にもよるのでしょうが、面白いけど不謹慎なので地上波に出られないと残念がっている人の多い芸人がこうした番組から復活を狙って行くことになるのでしょうか。ちなみに、その人とは2回目の自動車事故を起こしたインパルスの堤下敦さんではありません(^^)。ただ、今後はかなり不謹慎だと多くの人に思われるようなオファーを出して堤下さんとNON STYLE井上さんの戦闘車対決というのも可能ならばあってもいい組み合わせではないかとも思います(このように書くからには、この番組にNON STYLEの井上さんが出ているわけでもありません)。

次に、第一回目の放送の前の「エピソード0」でもちょっと出てくるのですが、出演者の中に、自分の車で撮影場所に向かう中でドッキリを仕掛けられて、戦闘車として自分の車を出すようにして参加させられてしまう人が複数います。バトルはかなり激しいので、恐らく出場したが最後、車は廃車に近い状態になってしまうことが予想されますが、大事に乗っていたり、車のローンが残っている状況で車も出演というのは、もし番組の予算内で金銭的保証がなければ単なる芸人へのいじめとして非難を受けそうです。

ただ、この手の笑いというのは、同じ吉本興業の大御所「明石家さんま」さんの愛車「レンジローバー」がフジテレビの特番でビートたけしさんによって2年連続で傷つけられたり意図的に事故を起こされたりしました。必死になって(ということを装っていたのだと今考えると思ったりします)「ヤツを止めろ!!」と叫びながら走って行くさんまさんを見ながら大笑いしたことを思い出しますが、その時にはまだフジテレビアナウンサーの逸見政孝さんが元気で活躍していた時代で、こうした仲間うちのお遊びには抗議も緩やかだったのかも知れません。ただ今同じような事を地上波でやったら、「いじめを増長させる」という感じで即不謹慎だとクレームが付くでしょう。

あと、こうした自分の車を戦闘車として参加させるくだりで面白かったのは、とある芸人の自家用車を戦闘車として投入するかのような煽りがあったものの、その車は中古ではあるものの希少車で、それを制作側が弁償する場合に相当な負担になることが予想されるだけでなく、状態を「事故車」にしてしまったら、他に代わりを見つけようのない車だということを紹介した後で、その芸人の自家用車を「温存」したことです。無茶なことなら何でもやるとは言いながら、自らその限界というものも露呈させてしまったことで、「地上波では絶対に見られない」という言葉もそこまでに響いてこなくなったりするのです。

ここまで紹介する中で、随所に「不謹慎だ」として抗議を受けそうな設定をぶっこんではいるものの、ゲームはあくまでも車同士のバトルであって、それ自体はそんなに珍しいものではなくお金の掛け方が(走行レーンや仕掛けを作るのにかなりのお金がかかっていそうです)妥当なのかどうかという気もします。もし最後にあっというどんでん返しがあるようだったら、今までの考察がなかったものになるくらい自分自身後悔するかもしれませんが、ともあれ継続視聴は続けます。

最終的にこの決着がどうなるかというのは改めて続きを書くかどうかはわかりませんが、吉本興業に今までのような地上波番組では物足りないという気概を持って次のバラエティを作るのなら、別の意味で地上波では流せない内容のバラエティも作っていただきたいです。例えばテレビを見ている人たちが名前も知らないような芸人を多く登場させ、普段なら絶対流さない画面が凍るようなつまらない部分もそのまま流しつつ、地上波バラエティの出演をかけてのサバイバル合戦とか、いわば吉本版「お笑いウルトラクイズ」のような番組なら、そこから新しいスターが出てくる可能性もあるわけですし、地上波にない面白さを私たちに提供してくれるのではないかと思うのですが。

(番組データ)

戦闘車 シーズン1 Amazon Prime Video 2017 YD Creation
出演者:
(浜田軍)浜田雅功、小沢仁志、勝俣州和、山本圭壱、千原せいじ、脇阪寿一、岩橋良昌、佐田正樹、尼神インター 渚、尼神インター 誠子
(千原軍)千原ジュニア、武藤敬司、原田龍二、藤本敏史、松岡充、脇阪薫一、庄司智春、板倉俊之、南明奈

(番組内容)

車好きで知られる芸能人たちが自らハンドルを握り、各々の“戦闘車”で様々な試合に挑む今までにない全く新しい自動車合戦バラエティ!!芸人、レーサー、ミュージシャン、アイドル、俳優、そしてプロレスラーからなる戦闘員が、浜田雅功率いる浜田軍、千原ジュニア率いるジュニア軍にそれぞれに分かれ、スピード、度胸、そして根性が試される命懸けの果たし合いを行う!「走る!」「燃える!」「壊す!」「ぶつける!」これが新しいエンターテイメント『デンジャーテイメント

 


「Jリーグ・ゾーン」の面白さは地上波では無理か?

Jリーグが同時刻に複数試合行なわれている場合、画面を3分割にして一画面を大、残りの2画面を小にして同時に3試合の様子を見せつつ、ゴールシーンや注目のシーンがあればJ1J2に関わらず大画面に切り替え、マルチ画面を見ながらの実況と解説を入れていくスタイルで放送しているのが「Jリーグ・ゾーン」という番組です。

お目当てのチームがある場合は大画面で試合そのものを中継してくれる方を見ていればいいのですが、例えば今回見ていたJリーグの第31節について、J1の降格争いは単に対象チームの勝ち負けでは決まらなかったので、対象チームが勝つか負けるか引き分けるかによって天国か地獄が決定してしまうわけで、今回一応勝利を挙げて今節での降格にストップを掛けたい新潟サポーターにとっては、このような同時平行的な中継というのは役に立ちます。ただし、スマホの小さな画面では3分割はきつすぎますので、できれば大型テレビで見るようにすることをおすすめします。

さらに、最近になって実況が付いたことで、より試合の流れがわかりやすくなり、どういう条件なら新潟が今節で降格にならないのか、というような事を逐一紹介してくれるので、Jリーグの後半、特に降格争いに巻き込まれてしまったり、アジアチャンビオンズリーグの出場権がかかる状況を見る場合にも役に立ちそうな中継すたいるだと言えます。

地上波やBSでもギリギリのタイミングではこのような多元中継を行なうことはありますが、DAZNが常にこうした放送をやってくれることによって、生中継を見ながら同時開催のハイライトシーンを連続して見られるというメリットもあるので、特にどのチームでのサポーターでもない人が贔屓のチーム・選手を見付けることもできるかも知れません。

有料のネットチャンネルということで、見られない人も少なくないと思いますが、現状ではJリーグの降格および昇格争いを逐一見のがさないようにするには、DAZNの契約が必要で、その場合とりあえず「Jリーグ・ゾーン」を試合の行なわれている時間帯にチェックすることが一番いいように思います。

(番組データ)

Jリーグ・ゾーン
2017年10月29日(日)14:00~18:00
MC:サッシャ 解説:下村東美