自分のやりたいことを押し付けられても見ている方は困惑するばかり

番組の正式名称は『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』ということで、SMAPは一切関係ないのでタイトルが変わらなくても大丈夫なことを今回番組について書くためにデータを調べていて初めて気付きました。この番組は今回の放送で何と17年目に突入するということで、一時間すべてをパネラーの大竹しのぶさんにスポットを当てる構成になっていました。

放送された10月から3ヶ月も前の7月に行なわれたブルーノート東京を借り切り、友人や関係者でいっぱいの「大竹しのぶ還暦パーティ」の模様をメインに番組は進行していきます。パーティ当日は他のテレビ局の取材は一切シャットアウトしたにも関わらず、ご自身がパネラーをしている番組の放送局で、なおかつ死別した最初の夫(元テレビディレクター)が勤めていた関係からかTBSのカメラだけを入れてその様子と、過去のVTR(最初の夫との披露宴の様子)を流すという、かなり出演タレントとテレビ局の関係がわかるような構成になっていたというのは仕方ないとは言え、当日は完全にシャットアウトされ中の様子を報じることができなかった他のテレビ局は悔しかったでしょう。

恐らくほとんどの人が見たいのは、パーティの主役である大竹しのぶさんと前夫の明石家さんまさんとの「爆笑トーク」であるのですが、番組用に編集された一部分を見ただけでも十分お金が取れるだけのエンターテインメント性を持ったトークでありました。ただ、お二人が暮らしていたのは4年間だけのため、常に二人で求められればやるのではなく、何かの行事の時のスペシャルイベントとして出すくらいがちょうどいいのかも知れません。

もっとも、大竹さんが明石家さんまさんと結婚し、娘のIMALUさんが生まれた頃には、その様子を見ていた私のような素人でもさんまさんが面白いことをカメラに向かって言わなくなったことに、これでさんまさんも終わりかと思うほどでした。当時の大竹さんは完全にさんまさんの面白さを食っていましたので、今のようにお二人の会話が最高のエンターテインメントになっているというのは不思議な感じもします。逆に言うと、身内という関係から自由になったことであれだけ面白く話が弾むのに、身内として暮らしているとお二人の仲は悪くなるしさんまさん自体の面白さはなくなってしまいましたし、つくづく男女の関係というものは難しいものだと思います(^^;)。

番組後半にはガンでお亡くなりになったTBSディレクターとの関係にスポットを当ててその生涯を紹介するような構成でしたが、この点についてはコメントは差し控えます(^^;)。少なくともお二人の間に生まれた息子さんは遺伝的なこともあるので、きちんとがん検診だけはしっかり受けておいた方がいいでしょうね。大竹しのぶさんの人生にスポットライトを当てるというコンセプトのため、こういうパートも必要になってくるのはわかりますが、これを見ている私たちはどう処理をすればいいのか、困ってしまったというのが正直なところです。

そして更に困ってしまったのは、番組の最後に、山崎まさよしさんに曲を作ってもらい、最初の夫の事を想って作られた曲「願い」を大竹しのぶさんがスタジオで歌ったということです。すでにパーティのVTR内でブルーノート東京で歌っているのを見たばかりなのに、さらにテンションがアップした状況で大竹さんの歌を目一杯聴かされるさまは、過去に同じTBSの番組『キミハ・ブレイク』で自作の歌を熱唱した泰葉さんの姿とだぶってしまいました(^^;)。やはり、テレビでは見る人が見たいものを中心に放送して欲しいという当り前の事を番組を見終えて考えてしまった今回の番組でした。

(番組データ)

中居正広の金曜日のスマイルたちへ TBS制作
2017年10月20日(金) 20時57分~22時00分
MC 中居正広
パネラー 大竹しのぶ 假屋崎省吾 室井佑月 (他)
安住紳一郎(TBSアナウンサー) 山本匠晃(TBSアナウンサー)

(番組内容)

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