Eテレ60年の歴史の重さは視聴率と関係なし

各局のお正月番組を全て見たわけではないのですが、民放ではあえてお正月でなくても改編期に見られるような番組も多いなか、独自の存在感を出していたのがNHKEテレです。この番組もそうですが、同日には過去このブログで紹介させていただいた「香川照之の昆虫すごいぜ!」の新エピソードが放送されたりして、独自の世界観を醸し出しているように思います。

この番組について簡単に説明すると、ドラマパートと演奏パートに分かれ、NHKEテレで放送された懐かしい歌の数々を豪華なミュージシャンがカバーして披露し、子供もその親の世代も楽しめる番組になっていると思います。ただ、時間が70分しかないのに色んなものを詰め込みすぎたので、NHKEテレの番組に思い入れを持っている人にしては物足りなかった人もいたのではないでしょうか。例えば、「ハッチポッチステーション」になぜグッチ裕三さんが出て来ないかとか、「できるかな」ののっぽさんは写真が出てもゴン太くんが出ないのはなぜかとか、なぜストレッチマンを無視するのか? というような事です。

しかし、今回のプログラムは寺田心くんを中心としたドラマから派生するストーリーの中で、歌のない世界から歌を解放するために封印された歌を見付けるという中で歌われるものなので、歌番組というより歌がちりばめられたドラマという感じで見れば楽しく見られたのではないかと思います。

恐らく、学校の授業の中でNHKEテレの番組を見たり、風邪を引いて学校を休んだ時にNHKEテレを見て楽しんだりした方も少なくないと思いますが、さすがに60年も教育番組を放送していれば多くの人に浸透することになり、唯一の例外として楽曲自体が爆発的に売れてしまった「だんご3兄弟」のような歌はあるものの、その多くは「セールスには結び付いていないが同世代ならみんな知っている歌」です。恐らく今年のうちにEテレの様々な60周年関連番組が作られるようになると思いますが、各世代が見た番組はそれぞれ違うと思いますし、今回の番組でも全く触れられなかった番組や歌も多くありましたので、今回の番組の存在が起爆剤になって様々な展開が起こってくると更に人々を懐かしい気分にさせてくれるのではないかなと思います。

ただ、今回の放送はお子さんに合わせたのか午前9時からということで、リアルタイムで見ていた人は少なかったのではないでしょうか。番組の途中にインターネット接続をしたテレビで遊べるコーナーがあったものの、これはちょっと録画民にとってはいらなかったかなと思います。双方向で遊べるというのが今のテレビではあるものの、それに固執しすぎるとリアルタイムで見られない人や、ワンセグ民も排除するように思われてしまいますので、その点も考えた上での番組作りを期待しています。

(番組データ)

「Eうた♪ココロの大冒険」キンプリ登場!豪華アーティストがEテレ名曲カバー
2019/01/01 09:00 ~ 2019/01/01 10:10 NHKEテレ
【出演】
寺田心,清野菜名,藤井隆,片桐はいり,加藤諒,佐藤二朗,染谷将太,YOU,いつもここから,Perfume,King&Prince,三浦大知,上白石萌歌,高橋優,クリープハイプほか

(番組内容)

「Eうた♪ココロの大冒険」キンプリ登場!豪華アーティストがEテレ名曲カバー
豪華!キンプリ、Perfume、ミセス、リトグリ、三浦大知がEテレの名曲をカバー!寺田心君主演の冒険ドラマに人形劇、データ放送も。Eテレの人気キャラが夢の共演!


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