Amazon Fire TV StickにWebブラウザを入れて楽しむ

2017年はインターネットに接続したテレビやパソコンに映画やドラマ、バラエティ番組など独自の内容も含むコンテンツを表示することのできるサービスが多く利用開始された年でありました。このブログでも項目を設けさせていただいていますが、最近では無料で利用できるネットテレビや有料のビデオオンデマンドなど、テレビ自体にそうしたビデオオンデマンドが利用できるサービスが組み込まれていて、リモコンにもその選択肢のあるものがあります。

ただ、新しいテレビをまだ買うほどではないものの、新しいサービスを使ってみたいと思っている場合は、テレビやモニターのHDMI端子に差してWi-Fiによるネット接続設定をするだけで自宅のテレビやモニターでネット経由のサービスが使えるハードの導入がおすすめです。

有名なところではGoogleのChromecastと、AmazonのFire TV Stickがありますが、前者はスマホやパソコンに映る画面をそのままテレビに飛ばすようにして映すという仕組みのものであるのに対して、Fire TV Stickの方は最初からリモコンが付いていて、アプリ自体も本体にインストールして様々な事ができる動画再生に特化したコンピューターというような感じです。後は、GoogleやAmazonの提供するサービスを使っているかどうかでどちらが合っているか変わると思うのですが、現状ではAmazonがある意味採算を度外視するような形でプライム会員向けにビデオ・音楽・本の追加料金なしでのサービスを提供していることから、ここではFire TV Stickについて、その活用法を紹介させていただこうかと思います。

まず、Fire TV Stickにインストールできるアプリのうち、テレビ放送の代わりにも使えるサービスを使えるようにする主なアプリについて紹介します。

・「Abema TV」(無料サービスのインターネットテレビ)
・「GYAO!」(無料動画もある動画サイト)
・「dTV」(月額500円の動画サイト)
・「huhu」(日テレ系動画サイト 月額933円)
・「Netflix」(米国発でオリジナル番組も有 月額650円から)
・「スポナビライブ」(Yahoo!のスポーツ動画サイト 月額980円から)
・「DAZN」(Jリーグのスポンサーで他スポーツも 月額1,750円)

なお、この中にYouTubeのアプリがないことに気付かれた方もいるかも知れませんが、YouTubeを始めとするネット動画を見るためにはテレビ上でもリモコンと連動して動くウェブブラウザをインストールすることで使うことができるようになります。個人的なおすすめは「Silk」でしょうか(他にはFire Foxブラウザが使えます)。また、Google IDを持っている場合はログインしてから使えば、パソコンでまとめたお好みの動画をそのままの順番で見られるなど使い勝手が向上するからです。

2つのブラウザが提供されている中、なぜ「Silk」の方を推すかといいますと、こちらの方がサイトの見え方などパソコンに近いレイアウトになっていてページのブックマークも簡単にできるからです。実は私の持っているテレビにも簡易ブラウザが付いているのですが、表示能力については今のパソコンやスマートフォンを使っている身には重くて使いにくく、あえてテレビでネットに接続してみようとは思わないのですが、新たに提供された「Silk」は使い勝手も良く、ちょっとした調べ物ならテレビの画面でも十分できるくらいのクオリティを持っています。

となると、ある程度大画面のテレビを家族で見ている方でしたら、あえてテレビにインターネットブラウザを表示させて情報収集に使ってしまうというテレビの使い方をしても十分耐えうるということにもなります。わざわざパソコンやスマホをテレビに繋げて使うようなことをしなくても、ちょっとした調べ物をするのに使ったり、料理番組を見終った後でレシピの確認に使ったりなど、テレビで番組ホームページにアクセスしてメモをするために使うというような事もできるので、これも一つのテレビの見かたとして活用していくのも面白いのではないかと思います。


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