フジテレビの新しい番組制作の試みに拍手

この番組はたまたま新聞のコラムで成り立ちを知ったことをきっかけにここで紹介させていただくものです。現在の民放の視聴率トップと言えは言わずと知れた日本テレビで、春の改変期の現在でも、人気番組が多いためか多くの番組は継続ということになっており、そこまで変化というものが見えませんが、フジテレビだけは違います。

古くは「笑っていいとも!」、今年に入ってからは「とんねるずのみなさんのおかげでした」「めちゃイケ」「ウチくる?」、さらにBSで放送されていた「ポンキッキーズ」も終了し、その後の展開をどのようにして視聴率を回復させていくのかというのは、今後地上波のテレビを見ていく中での個人的な興味にもなっています。

新聞のコラムによると、今回紹介する「99人の壁」という番組は2017年の大晦日に放送されて好評を博し、今回が第2回目になりますが、実はこの番組は入社2年目の社員のプレゼンが番組としての形になったものなのだそうです。今回が初見という方の中には番組内容を見ても良くわからないところがある方もいるかも知れませんが、恐らく見続けていくうちにその面白さに引き込まれていくだろうと思います。

クイズとしての面白さももちろんありますが、100人いる出演者でありクイズ回答者がこの番組のキモのように思えます。オーディションをしていかに番組が面白くなるかを考えて人選をしていると思うのですが、100人の回答者にはそれぞれ自分の得意とするジャンルがあり、なぜそのジャンルを選んだのかにもドラマがあり、クイズを答えていく中でパーソナリティがはっきりとしてきます。さらに出演者は司会者にやじを浴びせるガヤとしての役割も持つため、うまく収録を編集していけばかなり面白い部分を抜き出して楽しめるものとなるでしょう。というか、今回の放送はそういう意味でも十分楽しむことができました。

番組を見た方ならお気付きでしょうが、今回の番組ではかなりの部分を切って編集しており、それはあまりにもガチすぎてブロックする側の回答者がつまらないミスを連発したり、どんどんチャレンジャーが変わっていくことが繰り返されるだけの状況が今回の番組でもあったことが想像できます。素人いじりのうまさを見せてMCとしての評価を上げた俳優の佐藤二朗さんでもどうにもならない中だるみの状況があったかとは思いますが、そういった部分は削った方がテレビを見ている側としては有難かったりします。

さらに、今回は特別ゲストとしてギャラを貰って(回答者として出演した方の中にはノーギャラでオーディションから参加した能町みね子さんのような方も出ていたので)クイズに挑戦するゲスト回答者のコーナーも有りました。

今回はゲストが出てくる前に、前回の出演で全く実力を発揮できなかった切手通の出演者が百万円を獲得したこともあり、さらに出演者はゲストの存在を全く知らされていなかったため普通に場内が盛り上がっていましたが、さらにXジャパンのToshiさんのクイズのお題が音楽関係でなく「ガトーショコラ」というのも意外でしたし(結果はまさかの5問連続正解で百万円獲得でした(^^))、そこからゲストの人間性が垣間見える感じがしてチャレンジはかなり見ている人にとっては面白く見られたと思います。

そういう意味でもこの番組は単なるクイズ番組ではなく、1人のチャレンジャーの人間性を見せてくれるものであり、今後のさらなる番組としての発展が期待できると思います。今後も回答者のオーディションを丁寧に行ない新たなキャラクターを開拓し、今までクイズとは無縁だと思われた人と出演交渉をするなどして、今度は秋にでもさらにパワーアップした内容で楽しませていただけると嬉しいですね。

(番組データ)

超逆境クイズバトル!!99人の壁・春の乱【1人VS99人!全員敵の新型クイズ】フジテレビ
4/5 (木) 22:00 ~ 23:34 (94分)
【MC】 佐藤二朗
【スペシャルワンマッチ・ゲスト】 滝沢カレン  Toshl  長嶋一茂  (五十音順)
【チーフプロデューサー】 濱野貴敏
【プロデューサー】 木月洋介
【演出】 千葉悠矢
【制作著作】 フジテレビ

(番組内容)

挑戦者1人VSブロッカー99人の早押しクイズ!挑戦者は5問連続正解で100万円!99人を撃破し100万円を獲得するのは誰か!?俳優・佐藤二朗が司会

MCは、俳優の佐藤二朗が務めます。  この早押しクイズは、100人の一般公募の参加者の中から選ばれた1名のチャレンジャーが、それを阻止しようとする99人のブロッカーを相手に早押しクイズで対決するというもの。

見事5問連続で正解すれば賞金100万円をゲットできるのですが、1問目は25人のブロッカーが2問目は50人と増えていき、最終的に99人となります。その“99人の壁”を乗り越えなければなりません。当然、人数で圧倒的に不利なチャレンジャーに与えられた唯一のアドバンテージは、自分の“得意ジャンル”を指定してクイズに挑戦できることです。“将棋”“刀”“イントロ”“カーリング”などジャンルは何でもOK!

自分のためだけに作られたクイズで100万円獲得を狙うことができるのです。今回のスペシャルではボーナスステージとして芸能界から3人のスペシャルゲストが参戦。Toshl、長嶋一茂、滝沢カレンが、スペシャルワンマッチで「このジャンルならば誰にも負けない自信がある」という得意ジャンルを掲げて、99人の壁に挑戦します。芸能人たちのガチファイトにもご期待ください。


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