番組スポンサーは便乗しすぎで逆効果では?

映画「君の名は。」が地上波で放送されるということで、多くの人がご覧になったと思います。ただここでは掟破りの映画の内容には言及せず、映画の途中に入る民放テレビで映画を見る場合にはどうしても我慢しなければならないコマーシャルについて感想を書きたいと思います。

なぜそんなことをするかというと、テレビ朝日では「地上波初」というあおりで相当営業活動をやっていることが想像され、その結果というか、コマーシャルもこの番組だけの「君の名は」便乗バージョンで流れたものがかなりあったので、もしかしたら途中で席を立ったことにより漏れたコマーシャルがあったかも知れませんが、これもテレビ放送の記録だということで、あえてコマーシャルについて以下にそのおおまかな内容とその感想について書きます。

・Z会

同じ絵柄のアニメを映画本編と間髪入れずにやったので、本編がそのまま続いていると錯覚してしまいました。いきなり受験の場面が出て「Z会」という文字が大写しになったので変な感じがしたと思ったら、見ていてすっかり騙されました。

・ソフトバンク

例の家族全員が登場し、人格が全員それぞれ入れ替わってしまうという映画の主人公の設定をなぞっただけのコマーシャルでした。

・indeed

漫才コンビ「千鳥」のノブと斎藤工さんがコンビになっており、大悟さんは楽屋らしきところでその二人の漫才を見ながら映画のセリフをかなりしつこく長い時間叫ぶというコマーシャルでした。これって見ている人をムカつかせるだけで、逆効果ではないのと今回のコマーシャルの中で一番思ったものでした。

・政府広報(Society 5.0)

映画の主演、宮水三葉役の上白石萌音さんを女子高生として主役にした未来の日本の様子をドラマ仕立てでまるっきり映画を連想させる手法の広報ですが、これって多くの人に見られたという点では税金を無駄には使っていないと思います。ただ、そもそも未来の予想は決してその通りになるわけでもないし、政府の考える未来のイメージを形にしてもらうために、単に大手広告会社に高いお金を払っただけではないの? と思えるものでした。まずは日本のどこでも同じよう環境でインターネットの利用が可能になるようにならないと何も始まらないと思います。

どちらにしてもテレビで映画を見るということは、それが民放だったら映画の途中でコマーシャルが入るのは当り前で、どうしても思考を中断され、さらに映画によってはカットされている部分があることは覚悟しなければならないでしょう。特に今回は映画に寄せたコマーシャルがこれだけあったので、コマーシャルの方に気を取られた人もいたかも知れません。テレビで映画を見る場合にはスポンサーのおかげでテレビで見られることに感謝はしつつも、やはりちょっとやり過ぎだったのではないかと正直思ってしまった事は確かです。

改めて思うのが、しっかりと映画の世界に没頭したいのならお金を払って映画館に行くか、DVDやビデオオンデマンドのためのお金を払羽化をしなければダメだということなのですね。改めて民放のテレビ放送は無料で楽しむ場合には一定の制約があるということを考えさせ、もしかしたらビデオオンデマンドサービスへの加入のきっかけを与えてしまったところもあったのではないかと心配するところもあります。

(番組データ)

映画「君の名は。」[字] テレビ朝日
1/3 (水) 21:00 ~ 23:07 (127分)
立花瀧:神木隆之介 宮水三葉:上白石萌音 奥寺ミキ:長澤まさみ 宮水一葉:市原悦子 勅使河原克彦:成田凌 名取早耶香:悠木碧 藤井司:島崎信長 高木真太:石川界人 宮水四葉:谷花音 ほか
【監督】新海誠
【作画監督】安藤雅司
【キャラクターデザイン】田中将賀
【音楽】RADWIMPS

(番組内容)

山奥の町で憂鬱な日々を送る女子高校生・三葉(上白石萌音)は、夢の中で東京の男子高校生になり、念願の都会生活を満喫!その不思議な夢は度々繰り返されるように…。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧(神木隆之介)も、田舎町に住む女子高校生になるという奇妙な夢を見ることが多くなっていた。やがて、夢の中で入れ替わっていることに気づいた2人は、メモを通して交流を始めるが、ある日を境に入れ替わりが途切れてしまい…!?


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